医療事務と一般事務では、知識が異なります。医療事務はカルテを見て今日は患者さんがどんな治療をし、どの薬を処方されたかによって医療点数が異なります。この点数によって金額が異なるので、このカルテの内容を理解し、点数計算ができるスキルが医療事務には求められる為、一般事務とはまた作業内容が異なります。
通信講座では、最新の情報をもとに合格した後も戦力となれるようなカリキュラムが組まれています。戦力となるような知識を身に着けていれば、就職をした後も現場で即戦力となるでしょう。カリキュラムの内容をしっかりと把握し、最新の情報を取り入れた学習内容となっているか確認しましょう。
基本的なカルテの見方から始まります。カルテにはその日の治療内容から過去の治療歴、その日出される薬の情報まで詳しく書かれています。このカルテの見方からまずはスタートしていきます。
一言で薬といってもその種類や形状は異なり、タブレットや粉末に液体に軟膏など様々な形状があります。また内用薬なのか外用薬なのか、何日分処方されているのかをカルテの中からきちんと情報を読み取らなくてはいけません。
カルテから今日の治療内容を確認し、点数計算をします。この点数計算によってお会計の金額が変わります。治療内容に合った点数を計算して、その日の治療費の算出を行っていきます。
医療事務も多少ではありますが、医療に関する知識を学びます。薬に関する知識も学ぶので、一般の事務よりは医療現場にいる事務員の方が医療に関して専門知識が身についていきます。
カルテもただ整理をするのではなく、頻繁に来院される患者さんと、さほど来院をしてこない患者さんのカルテを分けて管理をします。これによって来院された時もカルテをスムーズに出すことが出来ます。